こんにちは、マーティンうさこです🐰🌸
今日は、こどもにピアノを習わせるかどうかで悩んでいる方に向けた記事になります。
私は小学生〜9年間ピアノを習っていたので、習っていた経験者の視点からの意見も交えて「ピアノを習うとどんな感じか」ということを書いていきたいと思います。
Contents
🎹ピアノを習わせるためにかかるコストは?
月謝と教材代
ピアノをこどもに習わせると必ず発生するのがレッスン代ですね。
年齢やレベルによっても変わりますが、小〜中学生くらいであれば、月謝は5000円〜10000円くらいが目安です。(週1のレッスンの場合)
教材代は先生やレベルによりますが1000~4000円の本を数冊買うことになります。
ピアノ代
自宅で練習するためのピアノも必要になります。
先生に自宅に訪問してもらうタイプだと、本物のピアノを用意したいところですが、
教室に通う、または先生の自宅でのレッスンであれば、いきなり何十万円もかけて本物のピアノを購入する必要はありません。ピアノを所有してしまうと、ピアノの調律代がかかったりもしますし、メンテナンスが必要なので、けっこうコストがかかります。引越しのときも、專門の業者を頼む必要があるので大変です。
しかしだからといって、安物のキーボードでは話にならないので、まずは”ピアノに近い電子ピアノ”を買うことをおすすめします。
”ピアノに近い電子ピアノ”とは、鍵盤のタッチがなるべくピアノのそれに近いもので、音の強弱をつけることも可能なタイプの電子ピアノのことです。あまりに安物だとそれは実現しませんので気をつけましょう。少なくとも5万円以上出すと割といいものが手に入ります。
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※こちらのKORGのピアノは私が大人になってから購入し所有しているものです。
優しいお値段なのにタッチが本物のピアノに似せて作ってあって素晴らしいと思いました。
発表会やコンクールの衣装代
意外と盲点なのが発表会などの衣装代です。
ただ、発表会は年に何回もある行事ではないので、特別に高いものを買う必要はないと思います。
衣装を所有してしまうと思い出として手放せなくなってしまったりもするので貸衣装もおすすめですが、個人的にはそこまでする必要もないかと。
音楽業界にいると、超お金持ちっぽく見える人も多いので見栄をはりたくなってしまう気持ちもわかりますが、いまは安価でも見栄えのいいものが売っていますし、たった1度着るだけなのであれば、セカンドハンドストアにも結構掘り出し物がありますよ。
🎹ピアノを習うとどんないいことがあるか
音楽の授業が楽しくできる
学校の音楽の授業が楽しくない原因の1つに”楽譜が読めない”ことがあるとおもいます。
ピアノ教室に通っていた私は、音楽の授業はとても簡単で、”遊んでいる”感覚で楽しかったのを覚えています。
そのかわり、まわりの子が出来ないので、退屈感を覚えるときもありましたが、教える立場になったりもして、そこからまた”別の学び”があったように思います。
”練習すること”を覚え、集中力を育む
はっきりいって、ピアノは簡単ではありません。
簡単そうに弾いているように見えますが、最初は相当な指のトレーニングと楽譜を読む勉強が必要になりますし、両手で弾けるようになるまでも時間がかかります。
しかし、繰り返し繰り返し練習する必要があるので、”努力すること”を覚えることができます。
よく指を動かすと脳が刺激を受けて活発化するといいますよね。ピアノのおかげかはわかりませんが、私の周りではピアノを弾ける子たちは(自分も含め)だいたい勉強も運動もできる子ばかりでした。
一生趣味として楽しめる
私がこどもの時にピアノを習わせてもらってよかったなと思っていることは、「一生ピアノを趣味として楽しめる」ということです。一生懸命練習した曲は、しばらく弾いていなくても指が覚えてくれています。
私の場合高校の時はすでに教室には通っていませんでしたが、大学受験の勉強の合間に独学で新しい曲を覚えたりしていました。勉強や、仕事などの合間にできると気分転換にもなりますし、ピアノを弾いている最中に新たな発想が浮かんだりもします。あのアルバート・アインシュタインさんも研究の気分転換にピアノを弾いていたらしいですよ♪
🎹気をつけたいこと
いきなり習わない
かならず習い始めたり、自宅にピアノを用意したりする前に、ピアノレッスンの無料体験に行くことをおすすめします!「親が絶対に習わせる」と意気込んでいても、こどもの性分に合わなかったり、全く興味が持てない可能性もあります。それから、ピアノ教室といっても、
・教室に通うタイプ
・自宅に先生に来てもらうタイプ
・先生の自宅でレッスンするタイプ
と色々あります。レッスンの環境はお子様の年齢や性格に合ったものを選んであげるといいと思います。
いくら経験させてもあがり症の子はあがり症である
発表会やグレード試験などをいくら経験させてもあがり症の子はあがり症です。
人前で話すことや目立つことが苦手な子に、ステージ慣れさせようと思って経験値を増やしたところで、あがり症や人前が苦手なのは生まれ持った性格なので、”治る、治らない”ではないということを忘れないでほしいです。他の落ち着いているこどもと比べて、「ほら、◯◯ちゃんは緊張してないよ〜」などというと、「自分は変なんだ」、「あがらない方がいいんだ」など自分の性格に劣等感を抱いてしまう可能性があります。その場合、「自分らしさ」に自信のない子になって「人みたく、みんなみたく」なりたいという願望を持ってしまいます。(私の場合はそうでした。)あくまでもその子そのままを受け入れてあげてほしいです。
やめどきがわからない
もう1つ気をつけてほしいことは、「こどもは親を喜ばせたい生き物である」ということです。
親が喜ぶから頑張ってしまうこともあります。
「続けるのはいいことだね」「えらいね」と言われてやめることに罪悪感を持ってしまうと、興味のないものをだらだらと続け、お金と時間を無駄にしてしまうことがあります。
あくまでも本人の意思で続けたり辞めたりできるよう、自分の気持ちや意見を人に言うことが苦手な子ほど、気をつけてあげてほしいです。
🌸まとめ
以上が「ピアノを習うってこんな感じです」というお話でした。
なんでもやり方次第なのですが、イメージよりはお金のかからない習い事なのではないかと思います。
ある程度のレベルに達するといくらでも独学で弾ける曲を増やすことができるところもピアノの面白いところですね。
ただ、こどもに習わせるとなると、どこまで長続きするかどうかはわからないので、最初はなるべくコストのかからない方法で始めて様子をみつつ、こどもが没頭しているようなら後からいいものを買ってあげたりというやり方でいいんじゃないかな。と思います。
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